抽選のしくみ
2024年に生まれたすべての赤ちゃんが、同じ確率で「あなた」になり得ました。だから国は出生数に比例して選ばれます。インドは約6回に1回、日本は約180回に1回、台湾は約1,000回に1回です。続いて性別、育つ場所(都市か村か)、家庭の事情が、その国の数字から抽選されます。
そのあと10歳、18歳、30歳、45歳、62歳で選択をします。選択は結果を変えますが、どれだけ学校に通えるか、どんな仕事があるか、子どもを何人持つか、何歳まで生きるか、そのすべての確率を決めるのは生まれた国です。
赤ちゃんはどこで生まれている?
今日生まれる赤ちゃん100人のうち、おおよそこんな割合です。
| 国 | 出生の割合 | 約何人に1人 |
|---|---|---|
| インド | 17.5% | 6 |
| 中国 | 6.7% | 15 |
| ナイジェリア | 5.7% | 18 |
| パキスタン | 5.2% | 19 |
| インドネシア | 3.4% | 30 |
| コンゴ民主共和国(キンシャサ) | 3.4% | 30 |
| エチオピア | 3.1% | 32 |
| アメリカ合衆国 | 2.8% | 36 |
| バングラデシュ | 2.6% | 38 |
| ブラジル | 1.9% | 51 |
| その他の国 | 47.7% | – |
データの出どころ
出生数、平均寿命、出生性比は国連「世界人口推計2024」。乳幼児死亡率、就学年数、都市人口、インターネット利用、所得、極度の貧困は、Gapminder が公開している国連・世界銀行・IHME のデータです。数字は丸めてあり、物語もかなり単純化していますが、確率は本物です。
「80億分の1」から生まれたアイデア
2026年10月、韓国の個人開発ゲーム「80億分の1(1 in 8 Billion)」がSNSで大流行しました。ランダムな赤ちゃんとして生まれ、実際の統計で一生を生きるゲームです。あちらは一生に30分以上かかりますが、こちらは3分。最後にシェア用のカードが出て、友だちと人生を比べられます。元のゲームの遊び方ガイドはこちら。